1.プロジェクト名： 英語学習者コーパスのエラー分析に基づいた言語テスト作成の予備的調査
２．プロジェクト概略：
このプロジェクトでは、まず予備調査として、受容技能におけるレベル分けのためにCommon European Framework of Reference for Languages (CEFR)の受容技能の参照レベル記述のオーセンティック・テキストへの適用にまつわる諸問題を調査し、その後に、英語学習者コーパスのエラー分析に基づいて、言語テストを開発する。
３．事業推進担当者： 根岸 雅史
４．研究協力者： 投野 由紀夫
５．進捗状況：
英語学習者コーパスのエラー分析に基づいた言語テスト開発のに向けた予備的調査として、ヨーロッパ言語共通参照枠 （CEFR）のリスニング技能の参照レベル記述をオーセンティック・リスニング・テキストへ適用する際に生じる問題点を調査した。この調査では、英語話者の自然言語資料をCEFRにおけるリスニングのためのcan-do statementsに沿って分類し、難易度に貢献する特徴を探った。さらに、リスニングと並行してリーディングのcan-do statementsについても同様の調査を行った。また、英語学習者コーパスのエラー分析に基づいて，英語のテスト開発も行っている。