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日本語 Top » グローバルCOE研究員 » 石部尚登

コーパス言語学班 石部尚登

 研究分野: 社会言語学、地域研究(ベルギー)、コーパス言語学
 研究テーマ: ベルギーにおける言語政策と方言復権運動に関する研究
 研究業績:
 <著著>
 『ベルギーの言語政策―方言と公用語』,2011,大阪大学出版会

 <論文>
 「ヨーロッパにおける「言語の領域性」―ベルギーの政策的言語境界線の生成と固定について」『多言語社会研究会大会年報』,6号,2011,85-106頁.
 「地域語と学校―ベルギーのある自治体における新しい試みから」『ことばと社会』,13号,2011,103-25頁.
 「研究ノート:ベルギーの新聞における「向こう側の共同体」の語られ方を語のネットワークから探る」『コーパスに基づく言語学教育研究拠点研究報告集』,7号,2011,91-113頁.
 「ベルギーの「国内少数者」としてのドイツ語話者―その歴史的領域と現在の公的領域について」『Sprachwissenschaft Kyoto』,10号,2011,13-36頁.
 「多言語主義と相互学習主義ーベルギーにおける第2言語教育から」『言語政策』,7号,2011,1-23頁.
 「近年のベルジシスム擁護論とベルギーの規範主義的伝統」『埼玉学園大学紀要』,10号,2010,245-57頁.
 「領域性の原理と単一言語主義―ベルギーの言語政策のナショナリズム的側面について」『ことばと社会』,12号,2010,154-77頁.
 「フランス(語)の「郊外(banlieue)」について―新聞記事と語のネットワーク」『コーパスに基づく言語学教育研究拠点研究報告集』,5号,2010,149-65頁.
 『言語政策と「方言」―方言の視点から見たベルギーの言語政策史』,2009,大阪大学大学院言語文化研究科博士論文.
 「ベルギーの両共同体間の言語観の違いについて」『批判的社会言語学の展開』言語文化共同研究プロジェクト,2007,33-45頁.
 「ベルギーのフランス語共同体における言語多様性についてー多様性保護政策の下での内発的地域語とベルジシスム」『多言語社会研究会年報』3号,2007,50-70頁.
 「差異を計る尺度としての対数尤度比の利用:複数のキーワード間の関係をさぐるために」『電子化言語資料分析研究2005-2006』言語文化共同研究プロジェクト,2006,48-61頁.
 「コーパスに基づく社会言語学的研究のための統計指標の利用」『言語コーパス解析における共起語検出のための統計手法の比較研究』統計数理研究所共同研究リポート190,2006,91-100頁.
 `Belgicismes: critères de distinction et corrélation avec la classe sociale' 『電子化言語資料分析研究』言語文化共同研究プロジェクト,2005,43-50頁.
 「ベルジシスムに対する規範主義的眼差しの今:言語的不安の発露としての規範主義」『言語文化学』14号,2005,5-18頁.
 「学術文献における « dialecte » の使用:「科学的意味」と「一般大衆的意味」の二分法について」『社会言語学』4号,2005,11-28頁.
 「ベルギーの新聞記事に見る「ことば観」:固有名詞としてのことばの名称が持つイメージ」『電子化言語資料分析研究』言語文化共同研究プロジェクト,2004,21-42頁.
 
 <発表>
 「ベルギーのフランス語共同体の政策を例に言語の「多言語化」を考える」,第2回多言語化現象研究会(2011年3月26日)於関西学院大学.
 「ヨーロッパにおける「言語の領域性」―ベルギーの政策的言語境界線の生成と固定について」,第6回多言語社会研究大会(2010年12月4日)京都大学.
 「ベルギーのゲルマン語圏とその「方言」観」,京都ドイツ語学研究会第72回例会(2010年9月25日)京都産業大学.
 「言語政策における「領域性の原理」の優位性についてーベルギーのフランデレンを事例に」,日本言語政策学会第12回大会(2010年6月20日)関西大学.
 「ベルギーで「言語戦争」の後にもたらされたもの」,第19回関西ベルギー研究会(2010年5月23日)西宮市大学交流センター.
 「ベルギー国王の蘭仏二言語スピーチの分析」,英語研究と統計2007公開セミナー(2007年2月13日)於統計数理研究所.
 「コーパスに基づく社会言語学的研究のための統計指標の利用」,英語研究と統計2006公開セミナー(2006年3月28日)於統計数理研究所.
 「コーパスを用いた英語「誤用」研究ー英語母語話者による「誤用」の使用と地域差」,英語コーパス学会第26回大会(2005年10月22日)於昭和女子大学.
 「ベルジシスム排斥論における「方言」の語られ方ー同じく「方言」と呼ばれる2つのことば」,第3回多言語社会研究大会(2005年1月22日)於大阪市立大学梅田駅前サテライト.